2017年4月6日木曜日

デモクラティック教育の時間は、先生がこれをしましょうという設定保育をあえてしない子ども達の自主性と想像力を伸ばす時間です。今日の子ども達は、ファッションショー。それぞれこだわりの装飾を付け、黙々と作業する姿が面白い。そして個性もちゃんとあります。ただの廃材も子ども達の目には、ステキなドレスの素材にうつるんですね。





スクールがスタートしてからの様子を見ていると、今までやる事を与えられていたり、何をどうするかを教えてもらっていたからか、『さあ、自分で決めてやりたいことをしたらいいよ』となると、何をしたらいいのか、どうしたら面白くなるのかがよくわからず、すぐ飽きて手持ち無沙汰になる様子がありました。また、これはこうしていいの?使ってもいいの?とひとつひとつの行動を大人に確認し、慎重すぎる子も見られました。そこから数週間が経ち、ひとつの事に長く取り組んだり、より工夫して遊ぶ姿が見られるようになり、嬉しくなります。鏡を見る姿が真剣そのものです(笑)


現在ナーサリー、キンダーはスペースを共有する時間が多くありますが、キンダーさんにとっては、集中して何かをしているときに、ナーサリーさんが来て触られたくないものを触ってしまったりということも多々あります。お家でそのような体験がない子は、はじめはイライラする様子もありましたが、そのときに触られないようにどうしたらいいか工夫したり、小さいお友達にゆずって一緒に楽しく遊ぶことも、出来るようになってきました。最近は本当に優しい心が育ち、面倒見のいいお姉さんがたくさんいます。デモクラティック教育の時間は、自由な時間ですが、大人の介入を出来るだけ行わず、子ども達の世界で、やりたいことをやりたいように過ごすことができる、貴重な時間だと思います。些細な変化ですが、確実に個々の成長が見られ、私達ももっと面白くしてやろう!驚かしてやろう!とやりがいが湧いてきます。



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