2017年4月27日木曜日



デモクラティック教育


デモクラティック教育の時間は、子どもたちの自主性と発想を育てる時間です。スクールがオープンしたころは、『さあ好きなようにしていいよ』と言うと、自分で何を選んでどう楽しめばいいのかわからず、時間を持て余したり、子どもとは遊ばず大人と遊ぼうとする姿がありました。大人と過ごすことが多い生活では、大人は譲ってくれ自分の思い通りに遊べますが、子どもの世界ではそうはいきません。みんなが主張して、なかなかまとまらないし、欲しいものはくれないしで、時に意地悪を言われて泣いたり。その中でどうしていったらいいのか、日々小さいステップですが、それぞれ学んでいる様子があります。



なぜか箱があると入りたがり、大きな袋があるとかぶりたがる。人間も猫のような動物的本能があるのでしょうか。お友達と二人で、かくれんぼをする遊びをしているようです↓
キンダーとナーサリーが、年齢を超えて一緒に遊ぶ姿を見ると、心が成長しているなと嬉しくなります。



今週の流行りは、なりきりプリンセス。女の子達は、布を巻いたり引きずったりして、それぞれがお気に入りのプリンセスになっています。エルサになりきっている女の子は、2メートルほどある布を、ずっと床に引きずりながら数時間遊んでいました。



先生たちに布を巻いて着せてもらうのを、お願いしています。和柄が着物のように見えますね。



 絵本を読むのも、布が邪魔でだいぶ見にくそうですが、それでもこだわりの布は外しません。やりたいようにやってくれたらそれでいいのです。


アフタークラスに来る生徒は、’あやとり’ができる子が多く、今の時代でも主流の遊びなのかと、へえーと感心しながら、スタッフと2人あやとりに挑戦したりしています。小学校の帰りにスクールで行われている英語、バイオリン、ピアノのレッスンを待っている生徒は、レッスンの時間まで待合スペースで宿題をしたり、本を読んだり、おやつを食べたり、スクールをたくさんの子どもたちの居場所に使ってもらえたら、私達も嬉しいです。






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