2017年5月17日水曜日

子どもの将来



『将来、子どもにどんな風になってもらいたいですか?』と聞かれると、『幸せになってほしい』と、ほとんどの親が願うのではないでしょうか。

では、『幸せ』とは何でしょうか。笑顔で過ごせる。家族が仲良し。お金に困らない。やりたいことを仕事にしている。。。どんなことが浮かぶでしょうか?

どの場面を想像しても、将来の『幸せ』に大切なことはきっと同じで、自分らしくあることや、起こったことを受け入れて前に進む力があれば、幸せな人生を作っていける人になれると思います。シンプルに『幸せ』と言いながらも、大人の方が焦って過剰な習い事や勉強をさせているときには、子ども達の将来の『幸せ』とは違う方向を向いているのではないかなと感じる時もあったりですが、子ども達が自分らしくあるためには、自分に自信を持ち、他人と違っても良いし、人の違いを受け入れることや、知らないことや新しいことに飛び込むことを恐れない環境を作ってあげることが大切だと思います。

『幸せ』というのは、物事の考え方や行動で大いに変わるもので、同じ出来事でも、考え方ひとつで、良くも悪くにも受け取り方を変えることが出来ます。子ども達には良い方向に頭を切り替えれる力を持って欲しいですね。

スクールでは、英語や日本語の言語ツール、その他の教科、外に出かけて見たり感じたりすることから学ぶ実体験や、広い視野を持ってもらうための学びを意識してレッスンに取り入れています。
生活面では、自分のことが自分で出来るよう、登下校の身支度や、レッスンの準備、給食の配膳やお当番などの役割で、少しずつ出来ることが増え、自立できるようにチャレンジする工夫がたくさんあります。

ひとりひとりご家庭での環境や、親との関わり方が異なる為、同じ年齢でも出来ること、出来ないことは様々です。スクールでは、子ども達が近い将来、そして遠い将来に『幸せ』な気持ちで社会で生きていけるよう、足りないところを見つけて軌道修正しながら、学習面、生活面、精神面でバランスの良い基礎を作る手助けをさせていただくことに取り組んでいます。

開校からお預かりしている子ども達も、ずいぶんと変化がありました。消極的。好き嫌いが激しい。わがまま。意地悪を言う。騒ぐ。体力が無い。間違いを怖がる。興味が薄い。感情を出さない。など様々。それもスタッフや先生方は、一人一人観察し改善していけるように、日々声掛けや工夫をしながら指導しています。良く出来た時は皆で拍手をして喜びます。その繰り返しをする中で、最近では本当に互いに優しい気持ちが育ち、先回りした行動が出来るようになってきていて、私達もやりがいが有りとても嬉しいです。

リトルスプラウトでは、プリスクールとして英語を身に付けることだけが大切ではなく、生きる為、魅力的な人間になるために大切なことは他にもたくさんあり、幸せな人を育てるスクールとして日々子ども達に何をしてあげれるのか、熱い思いで取り組んでいます。


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