2018年12月6日木曜日


お久しぶりの更新です・・




  忙しくしている間に4.5ヶ月経ってしまいました(笑)先生よりブログ書いてくださいと言われたので、ぼちぼち更新していきたいと思います。

 日々のニュースを見ながら、人を育てる立場にある私たちとして様々なことを考えさせられています。悲しいニュースですが、少し前には八王子市立中学2年生がいじめの影響で自ら命を絶つというニュースがありました。どうしてそこまで追い込まれてしまったのか、そして、そこまで苦労や喜びを重ね育ててきたご両親の心情を想像するとたまらなく胸が痛くなります。大人から見るとそんなことと些細に思えることでも、子ども達にとってはこの世の全てか終わりのように思えたり、特にティーンの年代の子ども達は繊細で壊れやすいと気付かされます。
 また近頃の子ども達は、日々忙しく常にプレッシャーを抱えていると感じることもあり、これからまだまだ続く長い長い人生を、そんなスピードで走っていて大丈夫だろうかと心配になることもあります。私たち大人は、もっと違う世界や広い世界を見せてあげれることや、こうでないとダメだということは無いんだよ。ということを伝えたり、違う選択肢を提示してあげれることも時に必要ではないかと感じます。

  子どもがこの世に産まれて来てくれた瞬間、全ての親はただ『元気で幸せに育って欲しい』と願い、座った!!立った!!だけでも手を叩いて喜び褒めていたのが、成長するにつれ、子どもの為だからとあれもこれもと思うようになり、周囲と比べたり焦ったり、大人の不安をこどもに押し付けてしまっているようなことは無いかと、立ち止まり考える機会を持っていただければと思います。リトルスプラウトでは『生涯に渡り人から愛される人、そして社会に幸せを与える人』に育って欲しいと願っています。当たり前のことすぎて深く考えたり取るに足らないことのように思われるかもしれませんが、これから子ども達が成長する中で、そのような人間の本質:私たちは互いに支え合って社会を作っていることや、きちんとあいさつをしたり、他を思いやる、自分を大切にし感謝をすることなど。どの成長過程においても親がその背中を見せ、ご家庭の教育で一番に大切にしていただければと思います。人間一人一人は違い、その子に合った生き方で良いと思います。ご家庭ではお子さまの性格や興味に合った環境を良く見極め、一人前になるまでサポートをしていただければと思います。

 このような記事も見ました。現役教育大学生が日本の教育を変えるべく、コーチング型教育を日本で広める活動をしています。その昔、私も学生の時に『なんでこれを暗記する必要があるのか?生活のどこに役に立つものなのか?』と良くわからないまま暗記して、結果大人になった今は全く覚えていないという残念な現実。。。意味が分からずやらされるのではなく、実生活と出来るだけつながりを持って、自分で考え導く学び方というのは、リトルスプラウトでも、先生方が子ども達に指導をする時に意識をしてプランニングをしてくれています。

記事の本文より一部抜粋してみました。

本文より・・・・・・・・・・・・・・・・・

コーチングの授業として、具体的に下記のような解のない問いが日本の授業には必要だと提案する長澤さん。
<社会>
応仁の乱で京都は焼け野原となりました。この戦いを起こさないためには何が必要だったと思いますか?
「山名氏と細川氏がどんな戦略を持って戦ったのか?という部分の理解や洞察力が求められる問いですが、答えはひとつではありません。この問いのいいところは、いつどんな時代に起きたか?という歴史上の背景や人物についても考慮に入れなければ答えられない点。歴史から学ぶことはたくさんあります。ただ単に試験対策で年号を覚えるのではなく、なんのために覚えるのか、目的意識をはっきりすれば、子どもたちも覚えやすくなるはずです」
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このような問いというのは、実生活に役に立つ考え方だけでなく、これからの入試にもたくさん取り入れられていくと思います。ちなみに、本文中にもありますが、彼らはクラウドファンディングで活動費用約78万円を集めました。どのような環境(家庭・学校・友達・それ以外の交流関係など)にいるかによって、限定的な考えや行動しかできない若者と、柔軟なアイデアと行動力を持つ若者との格差が広がるような気がします。この記事にあるような若者には生きる力や意味が感じられます。子ども達を導く大人の私たちも、時代に遅れないようたくさん勉強しないといけませんね(笑)日本の未来は明るいです。