2017年5月15日月曜日


先生たちの苦悩(笑)


ゴールデンウィークなどの連休明けや、週明けの様子。子どもたちはそれぞれお家で大好きなご家族と過ごして自由に過ごしたんだろうなーと嬉しい反面、なかなかスクールのスイッチが入らず、先生たちには、お休み前に出来上がっていた空気も、何歩か下がってまたスタートする苦悩です(笑)人間を育てるというのは、本当に進んでは戻り、進んでは戻りで、忍耐が必要だなーとひしひし感じる日々です。


スクールでは、子どもたちが年齢に応じて、身体的、精神的に自立することを大切に指導しています。子どもたち自身が一日のスケジュールを把握して、先生に言われなくても時間になると自主的に教室を移動したり、準備が出来るよう工夫した保育をしています。精神面では、先生やお友達に対する話し方や、問題が起こったときに、”じゃあどうしたら良かったのかな?”と、自分たちの力で答えを導くように話をしていきます。必ずしもいつもパーフェクトに出来る訳ではありませんが、繰り返し語りかけることで、少しずつ確実に成長が見られ、お預かりしている日数が長い生徒ほど、精神が安定して他に対する思いやりや、自信が生まれていることを実感しています。



5月に入り、スクールでの15時以降の様子は、日を追うごとに賑やかになっています。小さいナーサリーさんには、ちょっとした仕掛けを作ってあげ、ひたすら黙々と何か頭で考えながらあれこれやってみている様子が可愛らしく面白いです。ただの筒と梱包材も、筒からポトンと落としたりして試してるんだなと思ったら、キンダーさんがやってきて、こんどはパン屋さんだと、トングやトレーを設置し始め、同じものでも違う遊びをする想像力が面白いなーと、私達も様子を観察しています。


保護者の方もやってきて、神戸まつりの衣装をワイワイお話しながら作ってくれています。スクールにとって、子どもたちだけなく、保護者も気兼ねなく集まったり、先生や保護者同士、相談できる場所として使ってもらえることはとても光栄です。


今日はお洗濯日和です(笑)紙やカバン座布団まで、大胆にいろんなものがロープに干されています。ナーサリーさんには、この洗濯バサミの使い方がまだいまいち難しいようで、試行錯誤して、また失敗して指をはさんでしまったり、こうゆう些細なことも学びと訓練ですね。


👆梱包材の吹雪を自分に浴びせて遊んでいます。顔がしわくちゃですごい(笑)
子どもたちはそれぞれとてもユニークです。おしゃれが好きな子、絵や色を塗るのがとにかく好きな子、おままごとが好きな子、なぜか長い棒にばかり興味を示す子(笑)それぞれひとりひとり、好きなことや個性を伸ばす時間です。






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