2018年2月26日月曜日


最近のつぶやき


 突然ですが最近の先生のヒット本です↓ 付箋がたくさんついてバイブルのよう(笑)スクールでは、保護者の方にも様々な情報を共有していきたいと思っていますが、こちらの本も先日のキンダー説明会にてご紹介させていただきました。


今はスマートフォンやアプリの普及で世界のどこにいる人ともつながれる時代になりました。子ども達が大人になる頃には、今では想像もつかないような世界に変化していることと思います。そのような未来に、私たちが何をしてあげれるか考えると、この本には声を大にして『そう、そう!』と言いたくなるような、たくさんのヒントが詰まっていました。とても興味深い内容です。

世界基準の子育ての3つの条件:『自信・考える力・コミュニケーション力』

①子育ての90%は、自信を育てられるかどうかにかかっています。自分で出来たという成功体験をたくさん作ってあげることで自信が育ちます。

②考える力:情報を見極める力、常識を疑う力、未来を予測する力、多方面に考える力、自分の意志を検討する力。答えの無い問題にどう取り組むか、考える技術を教えます。このようなソフトスキルは、明確に数値化することは出来ませんが、身につくような普段からの環境や言葉かけが大切です。

③コミュニケ―ション力
相手の目を見て話す。笑顔で挨拶をするというのは、とても当たり前のことですが、人付き合いのルールは、親や周囲の大人がお手本を見せてあげることが大切です。意思疎通がぎこちない、人間関係が上手く作れないでいると、生きていく上で苦労を招いてしまうことになります。


 世界では国によって話す時の距離感や表現の仕方も様々です。その中で、どこに行っても相手との距離を縮めて心地よい会話をすることが出来る人というのは憧れですね!リトルスプラウトでは、子ども達に『生涯にわたり人に愛され、信頼される人』になって欲しいとい考えがあります。シンプルなようですが、これを持ち合わせる人の周りには人が集まり、人に可愛がられ、たくさんの幸せとチャンスを得ることが出来ます。周りを見渡すと当てはまる人がたくさんいます。

 付け加えて、先日先生がお話をしていたのは、『言語力』です。とにかく日本語も英語も本をたくさん読む。本を読むことで日常の会話に出てこない言葉や世界をたくさん知ることが出来ます。小さいときから読み聞かせをして、6歳までに本好きな子どもに育てることを目標に、お家の方にもご協力いただけるようお話をしました。

 個人的に、最近子ども達を見ていて頭をよぎるキーワードが『バランス』です。心と体、知識、生活習慣、どれが欠けてもアンバランスです。年齢にしたら凄いねという知識はあるのに、自分の身の回りのことはどうしたらいいのかわからなかったり、ハサミはまっすぐ切れるけど自由に想像してカットすることは苦手だったり、人のお世話は焼くのに自分のことをやるのは消極的、算数の計算は出来ても文章題はわからないなど・・・先生方はとても良く子ども達のことを観察してくれています。それぞれ成長の過程であったり、今までの生活から経験値が足りていないことでそのようなアンバランスが見られますが、スクールでお預かりしている間、凸凹だなあと思うところをバランス良く修正してあげれるように働きかけていきたいと思います。

おまけの写真↑ デモクラティック教育の時間にカイル先生と演奏をする生徒。とっても愛らしかったです。


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