当たり前のことが出来るように
人に出会ったときに挨拶をする。何かをしてもらったら「ありがとう」と感謝する。電車でお年寄りに席を譲る。困ってる人がいたら自分に出来ることはないか考える。目上の人には敬語を使う。。。
当たり前の事なのに、出来ない人がどれだけ世の中にたくさんいることでしょう。
そんな話題がスタッフから出たので一言。
アルバイト先では、サービス業なのに暇になると、何か掃除や片付けなど自分にできることは無いかと探す前に、携帯を出して見る。
コンビニでお金を払う時に、イヤフォンをつけたままなので、お店の人が袋がいるかと聞いていることが聞こえない。
払う時にお金を投げる。くじ引きでタダで当たったものに対して、「しょーもなっ、他のに替えてくれない?」とコメントする。
あるあるですが、どの人の親もこんな風になることは望んではいなかったと思います。
何が足りなかったのでしょうか。。。
どこから間違ったのでしょうか。。。
別の日には、凶悪な事件がスタッフの中で話題に上がり、子ども達のこれから長い人生の中で、どんな良いこと悪いことが起こるかは私達にもわからない中で、例えば、本当に想像を超える最悪な状況になり、自身が追い込まれたときに、命に関わる間違った行動を取らないように、そこから方向転換して前に進める力を持った人になって欲しいと、大げさかもしれませんが、そうだねと共有し合いました。
何が大事かというと、自分はたくさんの人に支えられて生きているということ。生きていく上での本質をきちんと認識させていくことが、とても大切なんだと思っています。
そして子どもは親を選べません。放任すぎても過剰にかわいがりすぎるのも、子どもは後でしんどい思いをするでしょう。幼児期、小学校低学年までは、親の価値観や与える環境が、子どもにとってのほぼすべての世界です。子どもに広い世界を見て欲しい、たくさん知識を得て欲しいと思うのであれば、親も常に視野を広げて成長する背中を見せることが必要でしょう。
スクールでお預かりしている数年の間は、ご父兄と共に楽しみ学びながら、子ども達の末長い人生が喜ばしいものになるよう、お手伝いをさせていただきたいと思います。
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